韓国語の動詞の使役・受動形
使役
使役動詞
韓国語の動詞を使役動詞にするには、語幹に
- 이
- 기
- 히
- 리
- 우
- 구
- 추
- (치)
-のいずれかを、付属させる。
また、~하다動詞は
- ~시키다
-という形で使役動詞にする。
どの動詞に上記のどれを付属させるかは、明確な規則は無いので、個別に覚えるしか無い。下述する受動動詞と形が重複する(ダブる)場合もあれば、バラつく場合もある。
以下、おおまかな傾向を示しておく。
- 語幹が「ㅗ」「ㅜ」「ㅡ」といった横長の母音終わり、語幹の末子音字が「ㅎ」「ㄱ」等の動詞には、「이」が付きやすい。
- 語幹の末子音(字)が「ㅅ」「ㅁ」「ㄴ」等の動詞には、「기」が付きやすい。
- 語幹の末子音が「ㅂ」や二重パッチム「ㄺ」「ㄼ」「ㄵ」等の動詞には、「히」が付きやすい。
- 語幹の末子音が「ㄹ」の動詞には、「리」が付きやすい。
- 語幹が「ㅏ」「ㅓ」「ㅣ」「ㅐ」「ㅔ」といった縦長の母音終わりの動詞には、「우」が付きやすい。
- 語幹の末子音が「ㄹ」「ㄷ」の動詞の一部には、「구」が付く。
- 語幹の末子音が「ㅈ」の動詞には、「추」が付きやすい。
文末表現
動詞を使役動詞にする方法以外には、以下のような文末表現で使役を表現できる。
受動
受動動詞
韓国語の動詞を受動動詞にするには、語幹に
- 이
- 기
- 히
- 리
- (치)
-のいずれかを、付属させる。
また、~하다動詞は
- ~당하다
-という形で使役動詞にする。
どの動詞に上記のどれを付属させるかは、明確な規則は無いので、個別に覚えるしか無い。上述した使役動詞と形が重複する(ダブる)場合もあれば、バラつく場合もある。
以下、おおまかな傾向を示しておく。
- 語幹が母音終わり、語幹の末子音字が「ㅎ」「ㄲ」等の動詞には、「이」が付きやすい。
- 語幹の末子音(字)が「ㅅ」「ㅁ」「ㄴ」等の動詞には、「기」が付きやすい。
- 語幹の末子音が「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」といった破裂音系の動詞には、「히」が付きやすい。
- 語幹の末子音が「ㄹ」の動詞には、「리」が付きやすい。
文末表現
上記のやり方で動詞を受動動詞にする方法以外には、以下のような文末表現で受動を表現できる。
- ~(아/어)지다